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血圧測定

本日は実習の講義で「血圧測定」を行いました。

血圧とは血液が血管壁を押す力のことで、一般には大動脈か分配動脈の圧のことを指します。心臓が収縮期(心臓から大動脈に血液が送り出される)にあるとき、動脈の血圧は最大となりこのときの血圧を収縮期圧(または最高血圧)といいます。
また心臓が拡張期(大静脈から心臓に血液が送り込まれる)にあって、血液が大動脈に送られないとき、動脈の圧は最低となり、そのときの血圧を拡張期圧(または最低血圧)といいます。
収縮期圧と拡張期圧の和の1/2を平均血圧といいます。

血圧を測定する方法は、血管内の圧を直接測定する直接法と、血管を圧迫することで圧を推定する間接法の2つに分けることができます。一般的に行われているのは間接法が多いでしょう。間接法には触診法と聴診法がありますが、触診法は収縮期圧のみしか測定できないので、通常触診法と聴診法は併用されます。

間接法で血圧を測定するときには、上腕にカフを巻いてカフに空気を送り込むことでカフ圧を上昇させ、血管を圧迫します。聴診法では動脈圧迫部のすぐ抹消側の体表面に聴診器を当て、血液の流れる音を聞きます。
大きな血管では血液は層流となって流れており、この部位に聴診器を当てても血液の流れる音は聞こえません。しかし、血管が圧迫されて狭くなっている場合には血液の流れは層流から乱流へと変化し、乱流が起きている部位では聴診器を当てることで血液が流れる音を聞くことができます

つまり、カフによる圧迫が収縮期血圧よりも高い場合には血流がないので音を聞くことができません。圧迫が収縮期血圧と拡張期血圧の間にある場合には血管が狭くなっており、血流は乱流となっているので音を聞くことができます。そして、圧迫が拡張期血圧よりも低い場合には血管径は圧迫されていないときと同じなので血流は層流となり音を聞くことができません。

要するに、カフを圧迫してから圧を下げていき音が聞こえ始めたときのカフ圧が収縮期血圧(最高血圧)で、そのまま圧を下げていき音が聞こえなくなったときのカフ圧が拡張期血圧(最低血圧)というわけです。
音の聞き取りは慣れが必要なので練習あるのみです。慣れないと同じ人の血圧を測っても、測るたびに値が変わってきてしまいまうので、正確な血圧を測ることが難しいです。
尚、理想の血圧は収縮期血圧が110mm/Hg拡張期血圧が70mm/Hgです。
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by tyama0902 | 2006-04-17 23:19 | 勉強
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