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TALES OF DREAM

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理学療法評価

本日の講義は「理学的情報(理学所見)」 についてです。

理学的情報とは、視診触診形態計測疼痛ROM-Test筋機能姿勢歩行ADL動作分析リスクファクター特殊検査などによって得る情報のことです。

視診は、まず患者さんの外観を大まかに観察し、その後のより詳細な評価項目を選択するための準備段階です。観察する点は、①リハ室に入ってくるときの様子、②患者さんの表情、③どのような姿勢をとっているか、④筋萎縮あるいは肥大の有無、⑤浮腫の有無、⑥皮膚の状態・色、⑦変形の有無、などです。

触診は、実際に患者さんの身体に触れて熱感筋硬直弾力性スパズム、筋の短縮大きさなどを評価します。その際、指先は使わずに手掌を触診する部位に当てて、患者さんに痛みや不快感を与えないように注意する必要があります。

形態計測はメジャーを使って上肢や下肢の周径、上肢長や下肢長を計測します。これらは左右差の比較により、筋の萎縮や肥大の程度・有無、浮腫の状態、仮性延長、仮性短縮、左右の肢長差が分かります。

疼痛は臨床症状としては最も多く、それ自体が問題となり日常生活活動に大きく影響する因子となります。痛みの発症期間持続性強さ性質増悪軽快因子局在散在かがポイントになります。

ROM-Testは関節可動域テストのことです。可動域に制限が出るのは、筋スパズム(筋硬結)関節包性骨性などさまざまな因子があります。どの因子によって可動域制限が出ているのかを知ることで、可動域改善の介入方法が変わっています。
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# by tyama0902 | 2006-04-26 23:47 | 勉強

脊柱側彎症

本日は「脊柱側彎症」についてです。

脊柱側彎症とは、背中側(前額面)から見て脊柱が側方へ彎曲した状態のことで、機能的脊柱側彎と構築性脊柱側彎(狭義の脊柱側彎症)に区別されます。
機能的脊柱側彎(functional scoliosis)は脊柱のねじれや椎体の楔状変形など、椎骨自体の形状変化を伴わない単なる脊柱の側方彎曲を示した状態のことです。これは側彎の原因となっている因子を解決すれば側彎は消失ないし軽減することができます。原因となる因子には、腰椎椎間板ヘルニアなどによる疼痛脚長差、下肢関節の不良肢位での拘縮に起因する骨盤の側方傾斜などが挙げられます。

構築性脊柱側彎症(structural scoliosis)はX線学的特徴として、①自家矯正が完全にはできない側方彎曲の存在、②椎体の楔状変形(wedging)、③椎体の凸側方向へのねじれ(vertebral rotation)があり、これらは構築性側彎の必要3条件になります。
また、立位で背部を観察すると、①側彎凸側背部の隆起、②凸側肩甲骨の突出(prominent scapula)、③ウエストラインの非対称性がみられます。
構築性脊柱側彎は様々な原因で発生するが、大多数は原因不明の突発性側彎症(idiopathic scoliosis)です。突発性側彎症は発症年齢によって乳幼児側彎症(infantile scoliosis:3歳未満の乳幼児に発症、男児に多く、左凸側彎が多い) 、若年性側彎症(juvenile scoliosis:3歳ころから10歳までの間に発症、性差はなく、左胸椎側彎が多い)、思春期側彎症(adolescent scoliosis:11歳以上の思春期に発症、右凸胸椎側彎の頻度が高く、85%が女子)の3型に分けられます。

治療は一般的には保存療法として装具療法が用いられます。ただし、側彎角が大きく、外見的にも心理的にも、また心肺機能にも影響のある側彎症には、脊柱彎曲の矯正と進行防止を目的とした手術が行われます。
また、突発性側彎症は多感な思春期の女子に多いので心理的な影響も考慮する必要があります。
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# by tyama0902 | 2006-04-25 23:57 | 勉強

心電図

本日の講義は心電図を使っての実習。

心電図とは、心筋細胞の活動電位を体表面から記録したものです。心電図は主にP波、QRS波、T波があります。
P波は心房の脱分極相、つまり活動電位の立ち上がりに一致して見られる波形です。要するに、心房の収縮が始まったことを意味します。
次にQRS波ですが、これはP波に続く急激な波のことで、心室筋全体の興奮(脱分極)を示しています。
最後f0071213_02927.jpgにT波ですが、QRS波の後の緩やかな波のことで心室各部が再分極をしている状態を示しています。つまり、心室筋の興奮が終わり、心室筋の収縮が終わったことを意味しています。

これらの波形で正常な心電図が構成されています。つまりこの波形が正常と違うようであれば何らかの異常が考えられます。異常波形は不整脈や心室細動、期外収縮などでそれぞれ特徴的な心電図波形が出るので、異常波形を見極めることで疾患を特定することが可能になります。

写真は正常な心電図です。汚くてスミマセンm(_ _)m
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# by tyama0902 | 2006-04-24 23:57 | 勉強

破滅…そして再建

なんともいえないタイトルですが…今日はまさにそんな日でした(^_^;)

朝、パソコンを起動させたところ、なぜか通常起動しない…なんだか嫌な予感(-_-;)思ったとおりどうやらパソコンの調子が悪くなったみたいで、通常起動ができなくなってました。なんとかセーフモードで起動(^o^;)
実は以前にも同じようなことがあったので、そのときの経験を元に冷静に対処。前回はバックアップとれずに再セットアップが必要になってしまい、悲惨な目に…。なので今回は、まずは必要なデータのバックアップを…なんとかDVD4枚にデータを収納(×_×)
そしてシステムの復元を試みてみました(前回はここで失敗し、再セットアップの破目に)今回は何とか成功し、何事もなかったかのように起動してくれました(^o^)v

結局、8時間程度かかってパソコン復興完了。休日だったのになんだかどっと疲れてしまいました。パソコンって便利なだけに、壊れると直すのはかなり厄介ですね(^_^;)
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# by tyama0902 | 2006-04-23 21:54 | 日記

二者択一

人生の中で二者択一を迫られるとき…そんなときはいつも頭抱えて悩んでます(-_-;)

2つのものから1つを選ぶとき…どちらも自分にとって大切なものなら、どちらかを選ぶなんてことは到底できません。でも、どちらかを選ぶしかない…世の中酷なものですね。どちらを選べばより有意なのか、そんなもの考えたって分かりません。
将来、自分の選んだ答えに満足するか、後悔するか、それもそのときになってみないと分からない。むしろ正解なんてものはないのかもしれない。

それでも私は自分の選んだ答えを信じて、これから先、頑張っていこうと思います
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# by tyama0902 | 2006-04-22 22:44 | 大学

赤外線・紫外線療法

本日はの講義は物理療法の中の「赤外線・紫外線療法」についてです。

赤外線・可視光線・紫外線は熱エネルギーが電磁波の形で伝わる、放射(radiation)といわれる熱伝達の形態で、輻射ともいわれます。熱放射として放出された電磁波が物体に吸収されてこれを温める場合、このエネルギーを放射熱といいます。電磁波は光速で伝わるため、放射では熱エネルギーは光速で伝達されます。
また、熱線は必ず高温物体から低温物体に放射されるので、ある物体からの見かけ上の熱放散はその周囲により低音の物体がないと行われないことになります。

放射による熱伝達については、放射熱量は絶対温度(0℃=273K[ケルビン])の4乗に比例するため、効果低下が比較的少ないです。また、介在する空気にあまり影響を受けない特徴があります。
赤外線のような輻射線によるものは水分を含まない乾性熱なので、乾熱に分類されます。

輻射は放出力および吸収能という2つの要因によって支配されています。放出力とは物体から輻射される全エネルギー量を単位(面積×時間)あたりの値として表示したもので、物体の温度によって定まる値であり、絶対温度の4乗に比例します。すなわち絶対温度が2倍になれば放出力は16倍になります。
物体が輻射エネルギーを受けたとき、一部が反射され、伝導され、残りが吸収されるが、この吸収されたエネルギーの全輻射エネルギーに対する比を吸収能といいます。体組織の吸収能は部分によって種々の値を示します。

他にも輻射熱には、被照射面が受ける照射の強度は、輻射源と日照射面との間の距離の2乗に反比例する「逆自業の法則」や、被照射面を平らな面と考えてその平面から垂直な軸を仮定したとき照射線と日照射面に立てた垂直軸とのなす角の余弦(cosine)に比例して被照射面が受ける照射の強度は変化するという「ランバートの余弦則」があります。

…ダメだ、書いててなんだかわけが分からなくなってしまった(×_×;)もう一度復習しよう(^_^;)
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# by tyama0902 | 2006-04-21 19:04 | 勉強

変形性関節症

本日は「変形性関節症」についてです。

変形性関節症とは、関節の軟骨が加齢とともにすり減り、関節の周囲に異常な骨が増殖して変形する疾患です。主な症状は、関節に体重がかかったときの痛み(疼痛)、腫れ、関節水腫(関節に水がたまった状態)、拘縮、関節の可動域が狭くなったり、関節の周囲に筋萎縮筋力低下が生じます。

変形関節症は、体重のかかりやすい膝関節(変形性膝関節症)股関節(変形性股関節症)などから症状が現れやすいです。
変形性膝関節症は、特に肥満ぎみの女性がかかりやすく、痛みや腫れが関節の内側に集中します。屈曲拘縮(膝が曲がったままの状態)、筋萎縮、関節水腫などの症状が進むと、歩行や正座が困難になります。
治療はまず保存療法として、正座を避ける、杖をつく、速歩ではなく緩やかに歩くなどの日常生活上での指導や疼痛を抑えるために抗炎症薬を投与したりします。他にも、膝周辺の筋力強化も行います。保存療法で改善が得られないほど関節破壊が進展した場合は、手術療法として人工膝関節置換術(Total Knee Arthroplasty:TKA)が行われます。

変形性股関節症は、痛みや拘縮のほか、特に脚を外側に開く筋肉(外転筋)の力が低下し、歩行障害やADL上の障害が変形性膝関節症より重度になりやすい傾向にあります。
治療としては、まずは体重のコントロール、歩行時の杖の使用、長距離歩行などの禁止、筋力(特に股関節外転筋)訓練などの保存療法が行われます。症状が悪化した場合には手術療法として、人工股関節置換術(Total Hip Arthroplasty:THA)が行われます。
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# by tyama0902 | 2006-04-20 23:26 | 勉強

問診

本日の講義は問診について。問診とは…面接みたいなものです。

まずは面接の準備。面接とは患者さんと理学療法士が初めて顔を合わせる場でもあります。そんなわけで第一印象は大事です。第一印象で相手に不快感を与えないためにも、身だしなみをきちんとすること。やはり清潔感が大切です。
そして患者さんと話すときは表情にも注意を。理学療法士が緊張した固い顔つきだと患者さんは余計に緊張してしまうので、笑顔で患者さんをリラックスさせてあげなければいけません。また、無愛想な表情は不快感を与えてしまうので注意が必要。
次に目線。目線はやはり患者さんと同じ高さがbestでしょう。決して患者さんより高い目線ではいけません。特に車椅子に乗っている患者さんに対しては、気をつけましょう。
言葉遣いにも注意を払って、ゆっくりやさしく親切に、を心がけましょう。
そしてもうひとつ大事なのが、問診を始める前に理学療法士自身が自己紹介をすること。患者さんのことを知る前に、まず理学療法士のことを患者さんに知ってもらうということは、問診やこれからの治療を進めていく上でも、重要です。

これらのことをみて…医療従事者として特別なことをする必要がある、というわけでもありません。誰かと接するときに大切なことは、どんな場面でも一緒なんでしょうね(^o^)
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# by tyama0902 | 2006-04-19 23:50 | 勉強

後縦靱帯骨化症

本日の講義は「後縦靱帯骨化症(ossification of posterior longitudinal ligament:OPLL)」について。

この疾患を説明する前にまずは脊柱の話を…。脊柱とはいわば背骨といわれるものです。脊柱には頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎5個(全体として1個の仙骨をつくる)、尾椎3~6個(全体として尾骨という)があり、これら32~35個の椎骨が脊柱を形成しています。
椎骨は部位によってその構造が著しく異なりますが、一般的には椎体と椎弓に分けられます。そのあいだに椎孔を囲み、その空洞部に脊髄を収めています。
さて、後縦靱帯(posterior longitudinal ligament)ですが、これは椎骨の椎体後面を縦に走る靱帯で全椎骨を通して結んでいます。

では、後縦靱帯骨化症ですが、これは文字通り後縦靱帯が骨化する疾患です。後縦靱帯が骨化することで椎孔の空洞部分が狭くなり、脊髄を圧迫し、さまざまな症状をきたします。主な症状としては、手足のしびれなどの感覚障害、筋力低下などの運動機能障害、など。重症になるとものがつかめなくなったり、歩行困難になります。
後縦靱帯骨化症は進行性疾患で、原因が分からず根治が困難な「難病」として厚生労働省の特定疾患に指定されています。頸椎に最も多いですが、胸椎や腰椎にも生じます。50歳以上の男性に多く、地域的にみると東アジアに多く、欧米には少ないです。
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# by tyama0902 | 2006-04-18 23:31 | 勉強

血圧測定

本日は実習の講義で「血圧測定」を行いました。

血圧とは血液が血管壁を押す力のことで、一般には大動脈か分配動脈の圧のことを指します。心臓が収縮期(心臓から大動脈に血液が送り出される)にあるとき、動脈の血圧は最大となりこのときの血圧を収縮期圧(または最高血圧)といいます。
また心臓が拡張期(大静脈から心臓に血液が送り込まれる)にあって、血液が大動脈に送られないとき、動脈の圧は最低となり、そのときの血圧を拡張期圧(または最低血圧)といいます。
収縮期圧と拡張期圧の和の1/2を平均血圧といいます。

血圧を測定する方法は、血管内の圧を直接測定する直接法と、血管を圧迫することで圧を推定する間接法の2つに分けることができます。一般的に行われているのは間接法が多いでしょう。間接法には触診法と聴診法がありますが、触診法は収縮期圧のみしか測定できないので、通常触診法と聴診法は併用されます。

間接法で血圧を測定するときには、上腕にカフを巻いてカフに空気を送り込むことでカフ圧を上昇させ、血管を圧迫します。聴診法では動脈圧迫部のすぐ抹消側の体表面に聴診器を当て、血液の流れる音を聞きます。
大きな血管では血液は層流となって流れており、この部位に聴診器を当てても血液の流れる音は聞こえません。しかし、血管が圧迫されて狭くなっている場合には血液の流れは層流から乱流へと変化し、乱流が起きている部位では聴診器を当てることで血液が流れる音を聞くことができます

つまり、カフによる圧迫が収縮期血圧よりも高い場合には血流がないので音を聞くことができません。圧迫が収縮期血圧と拡張期血圧の間にある場合には血管が狭くなっており、血流は乱流となっているので音を聞くことができます。そして、圧迫が拡張期血圧よりも低い場合には血管径は圧迫されていないときと同じなので血流は層流となり音を聞くことができません。

要するに、カフを圧迫してから圧を下げていき音が聞こえ始めたときのカフ圧が収縮期血圧(最高血圧)で、そのまま圧を下げていき音が聞こえなくなったときのカフ圧が拡張期血圧(最低血圧)というわけです。
音の聞き取りは慣れが必要なので練習あるのみです。慣れないと同じ人の血圧を測っても、測るたびに値が変わってきてしまいまうので、正確な血圧を測ることが難しいです。
尚、理想の血圧は収縮期血圧が110mm/Hg拡張期血圧が70mm/Hgです。
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# by tyama0902 | 2006-04-17 23:19 | 勉強