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TALES OF DREAM

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ゼミ

今日はいよいよ第1回目のゼミでした(^_^)

1日フルに講義があったので、5限が終わった頃にはもうくたくた(-_-;)しんどいな~と思いつつも先生の研究室へ…。
今日の勉強会はとりあえずビデオ鑑賞。ビデオの内容は学会での嚥下に関する発表。1時間ほどの内容だったのですか、見ての感想は…すごく引き込まれるものがありました。疲れていたのにも関わらず、見入ってしまいました。PTSとして勉強を始めて3年目…今までまったく触れることのなかった嚥下という分野。嚥下に関する奥深さというものを感じました。
よくよく考えれば、嚥下ってすごく身近なことなんですよね。人間って歩くよりも、言葉を話すよりも先に嚥下をし始めているんですから。1日の生活の中で嚥下をしない日もないですし。

その嚥下が障害されれば、食べることができなくなってしまう…食べることができなければ体力も落ち、十分なリハビリも行えず障害は改善されていかない…悪循環になってしまうんです。逆に、嚥下がうまくできるようになれば、食べることができる…食べることで体力がつき、障害の改善のためのリハビリも行っていくことができる。

先生がおっしゃっていたのですが「食べることができなくなれば、回復は見込めない」という言葉。人間にとって「食べる」ということがどれだけ大切であるかを実感しました。
食べることがうまくできない人にいくら運動療法を行っても無駄。それよりもむしろ口からの刺激が大切。朝起きて歯を磨くとすっきり眼が覚めるのも、口からの刺激が脳を活性させているからだそうです。

では嚥下困難な人に対していかにしてアプローチしていくのか…そこに関してはまだ勉強不足なのですが、まずは口腔ケアから始めるそうです。口の中を清潔に保つということは大事なことなのです。脳卒中で倒れ、3週間も口腔を放っておけば口の中はボロボロになってしまいます。
また嚥下ができないので栄養は鼻チューブや胃瘻によって摂るようにします。しかし、これらの方法はあくまでも嚥下ができるようになるまでのことです。ずっとこの方法で栄養を摂り続けるというわけではないのです。

来週もまた勉強会ですが、なんだか今から楽しみです(^o^)
by tyama0902 | 2006-06-01 23:51 | 大学
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